「Trading View」経済指標カレンダーを活用方法

これまでに「Trading View(トレーディングビュー)」のさまざまな機能を紹介してきました。

今回はツールの一つである経済指標カレンダーについて説明していきたいと思います。テクニカル分析を得意としている人にもぜひ自分の投資パフォーマンスの向上のために役立ててください。

 

■経済指標カレンダーを見る方法

▼まずはトレーディングビューのホーム画面から赤色で囲ってある市場にマウスカーソルを合わせます。

出典:Trading View

 

▼カーソルを合わせると通貨や株などの一覧が現れるので、通貨の中から右下の黄色で囲ってある経済指標カレンダーをクリックします。

 

▼クリックすると画像のように今後1週間以内に発表される各国の経済統計の一覧を見ることができます。

 

■経済指標カレンダーから必要な指標だけを見たい

カレンダーでは世界中の経済指標を見ることができます。

主要通貨に影響があまりない、マイナー通貨を発行している国の統計発表日も表示されます。

自分が取引している通貨ペアに影響しそうな指標だけを見たいと思う人もいると思います。使いやすいように表示を変える方法を説明していきます。

 

▼青色で囲ってあるアイコンをクリックすると全体相場を大きく動かす可能性がある特に重要度の高い統計指標の発表日時が表示されます。

 

▼緑色で囲ってあるアイコンはフィルターです。クリックすると

 

▼このようにG20やアジア・パシフィックなどの一覧から国を選ぶことができます。

チェックを外すと、指標が表示されなくなります。取引している通貨ペアに影響のある国だけを見たい人は重要性の低い国のチェックを外しておくと見やすくなるでしょう。

 

 

■ウィジェットを活用しよう

過去の指標を見たい場合はウィジェットを活用しましょう。

▼紫で囲ってある部分がウィジェットです。クリックすると「ウィジェットを利用する」と出るのでさらにクリックします。そうすると・・・

 

▼経済指標発表の一覧が出てきます。右側の「デフォルトの国を設定」をクリックすると

 

▼G20やアジア・パシフィックなどの国別一覧が出てくるので指標が見たい国を選んで適応をクリックします。例えば日本を選ぶと

 

▼このように過去に発表された指標を見ることができます。複数選ぶこともできるので、ぜひ活用してみてください。

 

■株トレーダーは必見!業績発表カレンダーがある

▼株では業績発表カレンダーになります。

 

▼直近の業績発表日が表示されます。FXと株式投資を両立している人はこちらも活用してみてはいかがでしょうか。

 

■終わりに

これまではテクニカル分析に活用できる機能を説明してきましたが、経済指標カレンダーはファンダメンタル分析に活用できます。

TradingViewは、相場観やトレード手法の向上を手助けしてくれるツールなので、ぜひ有効活用してもらいたいと思います。

 

 

ひろぴー