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こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。
今日はドル円(USD/JPY)の相場分析をご紹介したいと思います。
ドル円はついに120円を突破しました。ドル買い円売りが止まりません。
ウクライナ情勢の不安材料がある中でのリスクオン上昇と難しい相場続いております。
直近の動きとともに、ドル円の相場分析をしていきたいと思います。
目次
ドル高円安、一体いつまで?
様々な要因や発言でドル円の上昇は留まることをしらず、120円を突破する程の勢いを見せています。6年2ヵ月ぶりの円安ドル高水準とのことです。
さて、直近の要因について、自分なりに簡単に整理したいと思います。
まずは地政学リスクですが、もはや円が弱すぎてリスク回避の円高ではなく、ドル高になっている印象があります。
これに関しては各国の金融政策も絡んでいるのかもしれませんが、円実効レートも低水準であることから、サプライズ的なリスクオフ要因以外は円に魅力が無いのかもしれません。
次にウクライナ情勢ですが、停戦交渉も度々行われているものの、相変わらず大きな進展はなく、停戦交渉については明るい材料が出ているとは言われているものの、実はロシア側は「停戦」という言葉は一回も使っていないとの情報もあります。
よって今後も停戦交渉や戦争が長引くことになるかもしれませんし、そろそろ展開が動きリスクオフ材料が出てくるかもしれないので、注意したいと思います。
日米各国の金融政策についての発言では、日本は黒田総裁が円安を肯定する発言をしたことで一段と円売りが進み、米国はパウエルFRB議長が積極的な利上げ発言で米金利とドル円が上昇しました。
今後の値動きについては、心理的節目である120円に到達したことや、ウクライナ情勢がまだまだ不安定なこと、テクニカル的にも節目付近に位置し、さらに過熱相場であることから、元価格帯でのロングは到底不可能なため、調整後のロング狙いか、あるいは逆張りのショートもありかなと考えています。
ドル円のチャート分析をしていきます。
上昇平行チャネル上限突破
日足で引いている上昇平行チャネルラインですが、上限を突破しました。引き方によっては121円が上限の場合もありますが、この引き方を採用しています。このチャネル上限での値動きがどうなるかはしっかりと見ておきたいと思います。
今後の展開については、現時点ではひたすらドル買い円売りなのですが、120円の達成感、4月からはドル需要の一服し、日本の円安について発言や政策が変わる可能性もあるので、脳死で押し目買いも少し怖いところではあります。
なによりウクライナ情勢や新型コロナウイルスとリスクオフ要因となるものが多く残っております。
この相場、難しすぎませんか?笑
心理的節目と達成感で調整もある?
続いて4時間足です。
日足確定までに下落が起き、大きな上ヒゲが出来た場合は、調整の下落が始まったとみてショート戦略を考えています。
ロング勢の節目の売りや達成感、ウクライナ情勢のリスクオフに備えることも出来ます。
しかし、この値動きですから、このままさらに上昇していく可能性も十分あるので、逆張りには注意が必要だと考えます。
この上昇幅ですから、調整の下落幅もおそらく大きくなることでしょう。押し目買いにもエントリータイミングを見極める必要があると考えます。
まとめ
- ドル円はついに120円突破
- 日足は上昇平行チャネル上限を突破
- 調整狙いのショートもあり
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