経済政策より保護主義重視?

 

昨日も保護主義と捉えられる発言が連発されました。

ドル円は乱高下。

114円まで急騰したかと思えば、今朝方は一気に112円付近です。

共和党高官からも発言が相次いでおります。

経済政策を実施していく上で、ドル高をうまく牽制しながら時間を稼ぎつつ、徐々に経済政策の体制を整えていくのかな、っと感じました。

自分が共和党員だったとしてもそうすると思います。

米国株式を崩さずに、まずは運営体制、経済対策などを考える時間に通貨高を抑制できればしめたものです。

市場を見回してみると、今回のトランプ相場は高圧経済、通貨高、株高を連想しておりました。

市場が欲しがっている経済政策関連の発言はまだ時間がかかりそうです。それまでひたすら通貨高と他国の牽制を繰り返すように思われます。

しかも完全に保護主義の発言ばかりで、そちらのほうにまずは重点を置いているのかとさえ、感じます。

演技だったとしても、本当にそう感じていても、ドル円には上値が重い展開です。

乱高下しながらだとは思いますが、ドル円はじめ、ドルストレートの通貨ペアはドル売り相場がまだ収まらないかもしれません。

ユーロドルもポンドドルもオジドルも上昇傾向ですので、ドル円が影響受けないわけはないです。引き続き上昇したところはこまめにショートしてリミットを入れておこうと思います。ストップはあえて入れないと思います。

 

ドル円チャート

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ドル円の4時間足です。

っとはいってもダイバージェンスが発生気味ですので、短期的ですが、ドル円ショートはやめております。1時間足では完全にダイバージェンス発生でした。

昨日のドル円ショートも利食い済みです。

今晩の狙いは、再び113.45と113.95円手前にショートを指してあります。112.50円はかなりの硬さを感じました。

ブレイクするにはもう一度大きく上昇してから再トライでないと抜けなさそうです。

 

また話は変わりますが、NYゴールドもかなり堅調に推移しております。どこかで押し目を拾いたかったのですが、今のところチャンスすらありません。

今週米ドル高になったタイミングでロングしてみたいと考えております。

市場全体的にみても明らかに米ドルが売られておりますので、やはりドルロングを持ち越しは中々したくないところです。

ドル円はデイトレ以外買いはやらず、引き続き豪ドル円、NZ円をロングしながら、上げたところをドル円ショートを作って対処していきたいと思います。

引き続きドル円は戻り売りで。

 

■トルコと南アフリカ金融政策

今晩はトルコと南アフリカの金融政策です。

トルコは利上げは間違いないと思うのですが、コンセンサスがバラバラです。

0.5%〜1%一気に利上げするとかしないとかで意見が割れております。

通貨安は止まらないと思いますが、利上げ直後にまたドルトルコかトルコ円をショート作っていきたいと考えております。

ドルトルコは3.55〜3.70の間をロング指してあります。めちゃくちゃ少しだけです。あっという間に1000pips動いてしまいますので。

ここで通貨高防衛できなければおそらくトルコリラは4.00を超えていくでしょう。トルコリラ安を食い止めるには10%ぐらいまで一気に引き上げないと無理ではないでしょうか。ただ、本当にそうなった場合、トルコ売りは一旦中止します。

代わってランドです。

南アフリカは先月のCPIが6.8%と高水準です。半年前が6.0%でしたから、なかなかの上昇です。

2016年の3月に政策金利を6.75%→7.0%に引き上げました。

その時はCPIが7%に達したからだと思われます。ここからインフレ率は落ち着いておりましたが、経済成長とともに再び上昇しております。

おそらくですが、次回かその次ぐらいに利上げをしてくる、または今晩利上げを示唆してくるようなタカ派寄りの発言が出るかもしれません。

中国への輸出も好調に推移を始めておりますのでランド買いには期待ができそうです。

トルコを売るとマイナススワップが発生しますので、それを帳消しにできるランドを買って同時持ちすると意外とワークするかもしれません。

トルコ円のショートとランド円のロング、またはドルトルコのロングとドルザールのショート、同時持ちを始めようと考えております。

中々面白いトレードができるかもしれません。

またトルコは4月2日あたりを目処に再び国民投票を実施するそうです。

大統領権限の強化に向けて、っというか、完全に独裁国家としての道を歩み始めているためです。

非常に危険な国家情勢が続いておりますので、まだまだ通貨安はこんなもので収まらないと思います。

トランプ大統領がトルコ寄りの擁護する発言をしてくれれば戻るかもしれませんが、あまりトルコとの関係について言及したことを見たことがないのでわかりませんね。

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ひろぴー

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