FXトレード上手くなりたーい!いろいろ調べていると、必ず出てくる「トレードの記録を付けて振り返りましょう」との項目。かの有名な「デイトレーダー」という本でもトレード記録の重要性が説明されています。
しかし、一体どんな風に記録を付ければいいのか、分からない方も実際のところ多いです。気合を入れて今日から書くぞー!と思っても3日坊主ですぐ止めてしまう。。。そんな経験がある人も少なくないでしょう。
今回の記事では、TradingViewのツールを使って、簡単に記録が付けられて、なおかつ継続しやすい環境を整える点でも、オススメの方法を厳選して3つ紹介します!
- 「そもそもなんでトレード記録って大事なの?」
- 「トレード記録の3日坊主を改善したい」
- 「記録付け始めたけど、大変なのでなにか簡単なツールが欲しい」
- 「どんなことを書けばいいの?」
と疑問に思う人でも、この記事を読めば、今すぐ活用できるようになっていますよ。
TradingViewアカウントを持っていない人は、ぜひこの機会に実際に動かしながら読み進めて欲しいので下から無料アカウント作ってみてくださいね。
目次
トレードを記録するメリット
トレードを記録するメリットは、自分のトレードの癖を把握して、次のトレードに活かすため、と言って過言ではありません。
- 同じ失敗を繰り返さないため
トレードが重なってくると、いつの時のトレードが上手くいって、逆にロスカットはなぜ起こったのかなど分からなくなることも多いです。記録をつけると、自然と整理されて、失敗時の癖や傾向が出てくることがあるので、見比べてみて次のトレードで対策することだできます。
- 勝ちパターンを見つけるため
失敗だけでなく、勝ったときの理由も分析しておくと、自分の得意なパターンが見えてきます。パターンを記憶して、場数を踏むのは相場観を養う意味でも重要です。
- 自信がつく
継続することで、トレードの分析が深まり、収支が上がるにつれて、自分のエントリーとエグジットに対して自信が持てるようになります。記録を付けることで、冷静な分析を忘れなければ感情もおさえられ証拠金残高が上がっても、自分を過信したトレードは少なくなっていきます。自信は持てど、過信するな!とはまさにこのことで、相場と向き合った
結果収支が上がるという好循環が生まれるわけです。
トレードを記録するメリット
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- 同じ失敗を繰り返さないため
- 勝ちパターンを見つけるため
- 分析を深めるため
トレードの記録項目
重要なのは、チャートと簡単に照らし合わられることです。なので、時間、通貨ペア、売買のレート、ロットは最低限あったほうが良いです。
あとは、重要なのは、エントリーとエグジットした理由です。売買判断を書いておくことで、より分析が深まります。
画面のキャプチャ―があれば、振り返りが楽ちんですが、そうは言っても個々のトレードにキャプチャーを取って1箇所にまとめておくのに面倒くさいと思う人も多いのではないでっしょうか。事項から紹介するTradingViewの機能は、チャートにそのまま書き込めたり、記録を管理しやすいツールとなっています。1つずつ見ていきましょう。
方法①TradingViewのメモ機能
チャート下のタブに「テキストノート」があります。テキストノートでは、メモ帳代わりにたくさんのメモを残すことができ、トレード記録をつけるのにもってこいです。
画面キャプチャ―のURLも残しておけば、振り返りの時間も短縮できます。
テキストノートは、もちろん同期されて異なるデバイスでも確認することができます。 今すぐメモを取りたくなった時に、ショートカットキーである「Alt」+「n」を押すと、チャート下のテキストノートに新規のメモが作成されて、即座に文字を打てる状態になります。メモを作成した時間も自動で記録されています。
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- 「テキストノート」ショートカットキー
- Windows:「Alt」+「n」
- Mac:「option」+「n」
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方法②トレード記録をチャートに直接つける方法
- アノーテーションツール
TradingViewの描画ツールの中に、アノーテーションツールがあります。アノーテーションツールは、テキストをチャート上にそのまま書き込める機能があるのです。 テキストツールは一括でオブジェクトツリーから確認できます。
- 分析ツールのメモ機能
また、分析ツール自体にもメモを残すことができます。例えばトレンドラインの設定を開き、テキストタブを開いて文字を打ち込むことで、トレンドラインと一緒にそのメモも管理できます。
- リプレイモード
こういったチャート上に記録したトレード履歴は、リプレイモードで見直すことができます。
方法③TradingViewのアイディア投稿とストリーミング配信
普段用のトレード記録は、テキストノートやチャート上のツールで管理が簡単にできますが、TradingViewの「アイディア投稿」機能を利用することで、第3者に向けて自分の考えをまとめたり提示すると理解が深まるのでおすすめです。振り返りのまとめ機能として使ってみてはいかがでしょうか。
プライベート用と一般公開の2パターンあり、プライベートアイディアは、リンクを知っている人でないと閲覧できません。 なので誰にも教えなければ、自分1人用の記録になり得るわけです。もちろん、動画アイディアと静止画像のどちらでも投稿できます。最近では、TradingViewのアイディアを動画で出す人も多くなってきました。「ストリーミング配信」を利用するとライブ配信して自分の相場の分析や投資についてのアイディアを発信できるツールです。どちらのツールも、自分のアカウントが有る限り半永久的に記録が残ります。
どんなアイディアでも、共有する価値があると思いますし、提供する側と受け取る側で理解度や身につき方が違います。よくアウトプットが大切とも言われますよね。ぜひ、アイディア投稿やストリーミング配信活用してみてください。
まとめ
TradingViewのツールを活用すれば、簡単に記録を取り続けられる気がしませんか?ぜひ、できるところから活用してみてくださいね。全部一気にやろうとするのではなく、トレードの負荷にならない程度だと継続しやすいと思います。
こつこつと続ける事で、知識も増え、分析もより深くなっていくことでしょう。TradingViewのツールはこれだけではありません。まだ気になる人はこちらの記事もおすすめです。
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