ドル円が112円を大きく突破してきました。
これにて、国内のアナリストは見方を改めはじめています。
リスクオフ=円買いと思い込みが強かったプレイヤーほど、今年前半のパフォーマンスは壊滅的でしょう。
リスクオフだけれど、米ドル買いで望むリスクオフ相場は大正解だったと思います。
ならばドル円を買い向かうことができたか?っといえば、答えは「No」ですが、触らないほうが「賢明」が一番正解だったと思います。
武田薬品のシャイアー買収の資金が出ていると噂もされており、下値が限定的だったのはこのせいかもしれません。
株式交換になるかもしれませんし、まだ詳細は定かではないですが、数兆円規模の買収劇になりますので、為替レートには3円ぐらいはインパクトがあるでしょう。
これだけドル円を戻り売りをしても下値が崩れずに終わっていた相場は確かに珍しいです。
米中貿易戦争も米国が勝つに決まっているトランプ劇場に欧米からはドル買いで当然という見方があったことでしょう。
ゴールドの値が崩れているのがその証拠です。やはりマクロ的に世界を見渡していると情報力に差が出ますので、ぜひコモデティも株式指数も仮想通貨市場にもバランスよくみておくことがポイントだと思います。
さて、チャート分析です。
ドルスイス週足分析
現在、ポジションはなしです。先週木曜日の晩から金曜日の午前中までには全てポジションを一度決済してフリーにしております。
週末に向けて一度利食いが出ると考えていたからです。
再度今週もドル買いポジションを作っていきたいと思います。
まず第一候補としてドルスイスです。
ユーロスイスチャートをみると上昇しており、ユーロドルを戻り売りしようと考えておりましたが、明らかにパワーバランスはドル買い、スイス売りが無難だと判断したからです。
スワップ金利も非常に多く貰えますから、ドルスイスロングをまた数日から数週間かけてロングしたいと考えております。
現在はパリティ近辺ですが、1.0050を超えてくると1.03方向でしょう。
スイスを買う理由が今はありませんので、円同様に売られるでしょう。
ユーロスイスも1.20方向に再度向かうのではないかと考えており、スイスはベア目線で考えていきます。
RCIは3本とも上方向、特にRCI26 が週足ベースで80%圏を超えてきましたから、上昇トレンドが本物になる可能性があります。
週足レベルですので、かなり期待ができそうです。
ドルスイスを当面コアポジションとしたいと思います。
ドル円週足分析
ドル円の週足です。
こちらもRCI26 が80%圏に突入してきました。
RCI26が0ラインを超えた頃からはやりトレンドに加速力がつきました。
これがRCI26の特徴の一つです。【参考:RCI使い方・まとめ】
最近は仮想通貨トレーディングでもRCIが使えることが判明し、重宝しはじめております。
ぜひ、使ったことない方は使ってみてください。
話は逸れましたが、111円を超えて、相場が転換、112円でより確度が高まりました。
次のターゲットは114.50円です。昨年はこの近辺がどうしても超えられずに反落したレジスタンスラインでもあります。
115円のOPバリアもそろそろ出てくるでしょう。114.50〜115円は強烈なレジスタンスゾーンとなるでしょうが、一度そこまで持ち上げられる可能性があります。
リスクオフに円買いが全く通用しません。
国内の輸出企業のドル円のビットも上がってくるでしょうから、押し目買い相場になりつつあるでしょう。
ドル円の買いも少し模索します。
併せて、オジドルとNZドルのショートも検討中です。
変わらずドルストレートベースでドル買いポジションを改めてとっていきます。
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