先週は大きくユーロが上昇しました。
ECB議事録の内容がかなりタカ派に傾いていたようです。
注目の文言は2018年前半に現状の金融政策について再度検討するように書かれていたようです。
現在のコンセンサスは資産買い入れプログラムは300億ユーロにまで減額されましたが、今年の9月までこれが継続見込みです。
今後、この買い入れプログラムの前倒しもありえるため、市場はユーロに強気になりました。
待っていた展開がやってきました。
これはしばらく続く流れとなりそうです。
ユーロドルとユーロ円を水曜日からロングしてます。
また米ドルが弱いです。NYゴールドも上昇傾向にあり、世界各国の通貨も利上げを意識した展開が続きますので、必然的にドルが売られます。
日本円でさえ、日銀のステルステーパリング実施が再度注目を浴びております。
昨年から言われておりましたが、タイミングがタイミングだけに今回は円買いに反応もしてきました。
今年のテーマは世界各国の利上げでしょうか。
インフレ経済加速yearとして間違いなさそうです。
目次
ユーロドルチャート分析
ユーロドルの月足です。
4年間のサイクルですが、相場が反転したと考えてよいでしょう。
現在、半値戻しの水準まで戻してきておりますが、1.21付近のレジスタンスポイントを超えてきたのは大きいです。
ここは押し目ポイントとなるでしょう。
ターゲットは1.25や1.30も意識されてきそうです。
近々、1.25付近までは持ち上げる可能性があります。しばらく週足や日足で順張りトレードがしやすいかもしれません。
欧州全体の消費者物価指数は1.4%と前後と少し物足りませんが、直近の原油価格も64ドルまで上昇してきましたし、物価を押上げやすい環境であることは、間違いありません。
2018年1〜3月ぐらいはCPIも1.5〜1.8%付近で推移する可能性があります。
ECBによる、マイナス金利政策の解除ぐらいは意識され始めるかもしれしれませんね。
ユーロ円チャート分析
ユーロ円の日足です。
先週の半ば、超長期国債の減額により、日本もついに出口戦略か!?と意識されて円買いが加速しました。
その後、ECB議事録で一気にも戻してます。
個人的には日本もそろそろ出口戦略に移行してほしいですが、消費者物価指数が0.6%と非常に低い水準で推移をしております。
昨年、8月と9月に0.7%にまで上昇し、意識した記事もこちらのブログで紹介をしましたが、それでもさすがにまだまだ先は長いと考えております。
日本の長期金利は現在0.07〜0.08%で推移をしております。0.1%に近づけば、黒田総裁も意識して緩和的な発言をしてくるでしょうが、金利幅ももう少しだけ余力がありそうです。
ドル円は110円方向でしょうか?ただ、それ以降進んでいくのはまた難しい話です。
昨年の安値付近107円を破るのは非常に難易度が高いかもしれません。
無理に円を買うより、ユーロやカナダ、NZを買っていたほうが良いのではないでしょうか。
持ち越しポジション
ドル円先週カットしました。
ドルと円は当面買わない予定です。
NZ円、カナダ円、ユーロ円、ユーロドルのロングです。
ドルカナダショートやNZドルのロングも考えましたがまだポジションをとってません。近々取る予定です。
今月後半はオーストラリアとNZの消費者物価指数が発表されます。最近はCPIの発表で非常に大きく動きますから、少しでも改善されていればその国の通貨買いになると思われます。
オセアニア通貨にも注目です。
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