ドイツ銀行ショックのポテンシャル

今日は事務処理中心。

こんばんわ、ひろぴーです。

朝っぱらから荒い動きが続いております。

月末の強烈なフローです。上期決算であったり、四半期決算であったり、1年のうち、為替市場が最も慌ただしい日の1日になります。

しかし、わかっていても、この値動きはストレス貯まりますね(笑)

今晩のロンドンフィキシングもかなり強烈に荒れるのではないでしょうか。

損切り置くよりはレバレッジ管理ゲームにして、ストップ、リミットフリーが良いと思います。僕の経験上では。

FX会社によっては、非常にスプレッド開くタイミングもありますから、そこで狩られないようにしたいですね。

彼らからすれば、非常に狩り時でもございますので。まあ、営業心は人間ですからあると思います。

一応、ご注意願います。

 

ドイツ銀行の記事が非常に目立ってきた。

前々から当ブログでは、ドイツ銀行の記事はいくつか書いてきました。1年以上前からちょこちょこ書かせて頂いております。

ようやく市場のメインテーマになってきまして、憶測が非常に飛び交ってます。

これはトレーダーとしてはチャンス到来です。ボラテリティが激しいですが、大きく獲れる相場がやってくる前夜ぐらいでしょう。

アナリストらの見解は、この問題が長引くとか、ドイツ銀行は倒産させないとか、ポジティブ・ネガティブな思考、多々出回っております。

まず、個人投資家として狙わなければいけないのは、収益です。

この悪材料をネタにトレンドを発生させたりして投機できるチャンスですから、これを逃してはならないと思います。

ドイツ銀は当たり前ですが、つぶせません。世界が全力で止めるでしょう。

しかし、これをネタにぎりぎり倒産寸前まで追い込みをかけるのはヘッジファンドの毎度のやり口です。僕的には、この流れに乗るべきだと思いますし、今年最大級のババ抜きゲームに参加する意義はあると思います。

リスクオフ勝負継続で行きたいと思います。

おそらくですが、僕の今後の妄想で恐縮ですが、シナリオを少し書いてみました。

 

ドイツ銀行倒産寸前シナリオ

ドイツ銀行もそうですが、コメルツ銀行も話題に浮上してきました。

本日、ドイツ銀行の預かり資金を引き揚げ始めるファンドがいくつか現れてきた模様です。

おそらく、土日には、また新たなニュースが流れるでしょう。そして後を追うように、連鎖反応を見せると思います。

金融機関、企業間同士のやり取りは全て信用で成立った取引になりますから、預けっぱなしでは、目堀りのリスクや自由にある程度の資金を引き抜くことが不可能になる可能性というものは大いにあります。

これらを懸念して、当社こそ、我こそ先にと資金の引き出しが始まります。

そして、個人客からもおそらく土日にはATMで引き出しが始まるのではないかと考えております。いわゆる取り付け騒ぎですね。

銀行は預かり資産の目堀りが最も打撃になります。大衆心理がドイツ銀行やコメルツ銀行を追い詰める展開がやってくるでしょう。

 

そして、次にドイツ銀行救済案ですが、公的資金注入になります。当たり前ですが。

ただ、欧州各国はつい数年前、確固たる約束をEU国々としました。ベイルアウトは今後絶対にしない、させない、と。
●ベイルアウト:公的資金注入で、企業を助けること。

これを言い出したのはドイツであり、張本人はメルケル首相です。

 

そして来年、ドイツは選挙を控えておりますので、税金でドイツ銀行を助けるなど、モッテのほかです。

メルケル首相率いる、ドイツキリスト教民主同盟の与党の地盤も最近揺らぎ始めていることから、最悪選挙まではドイツ銀行には持ちこたえてもらわないと困ると内心思っているのではないでしょうか。

 

まだあります。

つい数か月前のイタリアのモンテパスキ銀行やウニ・クレジット銀行に対しても厳しい対応・ダメ出しをしました。

その際、ベルルスコーニ首相に対しても、公的資金注入をかたくなに断っておりました。銀行がつぶれそうなら、投資家や企業が負担しろという対応を見せたため、なおさら、自国の金融機関を公的資金で救済するなんて不可能でしょう。

政治的な立場もかなり厳しい状態にあるメルケル政権です。ドイツ銀行を助けたら、欧州各国の銀行をベイルアウトで助けなければならなくなりますからね。

南欧の金融機関対策の政策が、最も重要なドイツ銀行の首まで絞めることになろうとは・・・・。昨年の6月にCEOが2人揃って退陣しただけのことはあります。

やはり収集つかない状態だったということがわかっていたのでしょう。

 

COCO債、発動の可能性

まだまだあります。

ついにドイツ銀行が発行するCOCO債の発動されるタイミングがやってくるかもしれません。

偶発転換社債といって、その企業が発行する高利回り社債ですが、資本不足や経営難に陥った時に、これらの社債を株式に強制的に変換してしまう反則ルールです。

投資信託などには元本の一部という表現をされていると思いますが、まあ、ふつうに考えて8~9割ぐらいは持っていかれるのではないでしょうか(笑)?

COCO債の売り先もしかり、波及するポテンシャルも相当兼ね備えております故、今後メディア頼みのところもありますが、期待したいかと思います。

おそらくですが、為替よりも株式市場のほうがネガティブ反応をするようにも思えます。

ここでがっつりと収益をあげておきたいところですな。

今日はちょっと長めでしたが、ここまで。テキストのみですみません。

3か月ほど前に書いた記事も掲載しておきます。

ドイツ銀行の株価下落が止まらなない。

オランダやフランス選挙による、EUの懸念材料も詳しく書いてあります。もうこれは詰んだか^p^;?

秋相場のテーマはこれらで決まりになってくるのかな~?

ひろぴー

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