目次
2016年 FRB投票権を持つメンバー10人の直近発言をまとめてみた。
【イエレン議長】
利上げ論拠は高まった。ややタカ派より。←2016.8.27New!!
【フィッシャー副議長】
タカ派(おそらく利上げ票・最近のヘッドラインニュース通り。)
【パウエル理事】
タカ派(6月の時点では、タカ派発言。利上げは速やかに実施したほうがいい。中立系の人?意見に流されやすいか?)
【タルーロ理事】
ザ・中立 ハト派寄り。(やたらとインフレ率について口にする。昨年11月の時点でも利上げについてイエスもノーともわからない発言してない。インフレ2%の上昇の兆しがあるなら利上げ?ないなら現状維持? っという言い回しばかり。正直よくわからない人。なのでハト派に。)
【ブレイナード理事】
ハト派(ドル安論者・クリントン大統領候補と密接な関係)
【ダドリーNY連銀総裁】
今月タカ派発言。(おそらく利上げ票・最近のヘッドラインニュース通り。)
2016年投票権をもつ連銀総裁
【カンザスシティ連銀のジョージ総裁】
タカ派(8月下旬に利上げは適切と発言(つい先ほどのヘッドラインw・そもそも春ごろ利上げ票に投じている模様。)
【クリーブランド連銀のメスター総裁】
タカ派(7月の発言で穏やかなペースの利上げが適切、米雇用はさらに拡大し、インフレは上昇する見通し、金利で後手に回ってはいない。また、英国離脱直後にも関わらず、英国のEU離脱決定が米市場に与える影響の判断は時期尚早と言葉も付け加えており、この市場の落ち着きっぷりだと、難なくタカ派だと思われる。)
【ボストン連銀のローゼングレン総裁】
たぶんタカ派(今年4月の発言で利上げに前向きな意見を述べている。「市場の利上げ見通しが低すぎる。市場が織り込むよりも多い利上げが必要となる可能性。など。)
【セントルイス連銀のブラード総裁】
ハト派(ただし、昨年の秋ごろは利上げに前向きでタカ派発言多めであった。)直近では2018年末までに利上げは1回となると発言。利上げを急がない、という発言やFOMC議事録の文言はブラード総裁の発言だと思われる。
結構タカ派じゃないかww??
改めてまとめてみました、こんばんわ、ひろぴーです。
来月のFOMCはこの10人の投票により利上げか否か、が決定します。この10人の決断で世界が大きく変わるっていうのは凄いことですよねwww
本日、今一度、各人の直近発言をまとめてみました。
2016年7~8月ベースでは、利上げは来月や今年中で問題なし、といった方は、ずばり4人。
フィッシャー副議長、ダドリー総裁、ジョージ総裁、メスター総裁の4人です。
この4人は9月の利上げ票入れるぐらいの勢いではないかと考えております。
そして、直近ではないのですが、数か月前の時点でタカ派発言をしていたのは、2人。
オレンジ色で記した、パウエル理事とローゼングレン総裁です。
逆を言えば、この春ごろにこんな発言をしているのですから、タカ派と分類しても問題がないのではないかと考えております。
まあ、意見が変わっていたら意味がないのでオレンジ色に分類しました。
っと、これですでに6人タカ派が意外にもいらっしゃいますので、明日のイエレンさんが利上げに前向きな発言をしてしまえば、決定か???
タルーロ理事はもう全くヘッドラインニュースにすら流れないぐらい、表に出てこない方です。インフレ2%に過度にこだわっている方ですので、現状維持派でしょう。
ブレイナード理事も完全にハト派。クリントン大統領候補とも深いつながりがあるため、ドル高には全く期待できない。
ブラード総裁はまだタカ派にいく可能性がこの3人の中で強いです。ただ、2018年12月まで利上げは1回と発言しているので、テンデ話になりません。
現状維持でしょう。ただし、年明けぐらいにはまだタカ派発言もしておりましたし、もともとタカ派寄りの方ですので、わずかに可能性あると思います。
【まとめ】
お盆休み中にまとめておけばよかったかもしれません(;´Д`)
市場予想がハト派、ハト派、年内に利上げできない、などと論評が多かったものですから、疑問に思いながらも詳しく調べるのを怠ってしまいました。
そもそも6月のFOMCは5月雇用統計だけがむちゃくちゃ悪かったために、ハト派に傾いたのはごく当然のことです。
その後、FRBも慎重になってしまい、中立的な発言が多かったようにも思えますが、先月と今月の雇用統計は文句なしでした。
冷静?に考えると、FRBメンバーの意見がやはりタカ派に戻っている方が多めにいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも4人がタカ派、2人はほぼタカ派、残り3人がハト派ですが、来週の雇用統計がまずまずの結果ならばかなり確度が上がるのではないでしょうか?
明日のイエレンさんがもしタカ派発言である程度織り込ませてくるなら、早くも9月利上げ確度が急上昇になるかもしれません。
少しポジションを再考したいと思います。
米ドルを買うなら、ドルカナダとドル円、ドルトルコの予定です。米ドル売りのポジションは一旦閉じると思います。
貴金属をもう少し縮小して、日経を買っておいたほうが良いのかもしれません。まだ明日の夜まで考える時間があるので一晩熟考してみようと思います。
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