今日は2件、都内でお仕事、夕食を済ませてから帰宅、こんばんわ、ひろぴーです。
午後からジリジリと円が買われておりましたが、気にせずスルー。
夕方、ようやく意味がわかりました。
西原さんのメルマガからモンテ・パスキ銀行のデリバティブが焦げ付きそうとのこと。
イタリアの国内3位の銀行だそうで、名前が長いのですがモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行というそうです。
ググるとロイターやブルームバーグに詳細載ってましたので検索おすすめします。
昨日のブログで指摘申し上げた通り、早速また炎上ネタが出現してきました。
ベイル・イン発動の可能性も浮上し、ウニ・クレジットと含めればおそらく救済したくても公的資金注入なしでは救済し切れなくなりそうです。
おそらく、そうこうしているうちに、イタリア国内の他の銀行で同じ問題が出てくるのではないでしょうか。
あっちこっちでボヤが出始めてます。
このようなネタが毎週続いて、ドル円もクロス円も下値を切り下げていく相場のシナリオでOKでしょう。
(ベイルイン:この銀行に資本を入れている預金者や投資家が負担することになるという、現代版、徳政令。要するに預金や株式没収ですね^p^)
恐ろしすぎるwww よっぽどビットコインのほうが安全ですな、資産としては(笑)
イタリア銀行の不良債券は2000億ユーロ?
これも半年前のニュースでしたが、イタリアの銀行全てひっくるめて、不良債権化している金額が2000億ユーロ前後あるそうです。
22~23兆円ということになりますが、さすがにいい大国ですから、規模が大きいですね。
昨年の11月時点での問題ですから、もっと増えているでしょう。
原油安も今年になって重なり、資源関連のジャンク債や中国系の債券も壊滅でしょう。
ちょうど、表に出てくるにはぴったりのタイムラグではないでしょうか。
これらは以前、勢いが良かった新興国ばかりですから、調子に乗った貸し出しをたくさんしていると思います。
これが「資金回収できず→利回りを投資家に払えず→銀行の株価は下落し、手元にすら資金がない。
→EUからは資本金をもっと積め、不良債権を早く処理せよ、」と八方塞がりな状態ですよ。
ベイル・インの制度により、簡単に公的資金の注入もできない状態で、さらに秋には憲法改正の選挙を控えたイタリア。
何としてでも、ベイル・インは避けたいところなので、レンツィ首相はベイルアウトとして、EUに申し入れをしたそうです。
もちろん、メルケルさんがバッサリと、切ったそうです(笑)
次の銀行はポポラーレとかいうところなんでしょうか。
もしくはスペインのどこかの銀行さんなのでしょうか。目が離せませんね。
ポンド円チャート分析
さて、そんなこんなで夕方早速売りを入れていきました。
今日はファンダのトレードですね。ポンドとユーロを売り増しです。
あっという間に下がってきました。先日のブレグジットで急落後、リバウンドしておりましたが、比率からすると大したリバウンドなしで安値を更新してきました。
しっかりと売り切れたプレイヤーはいないと思いますので、まだまだ新規参入者も増えてくるのではないでしょうか。
RCI52も日足ベースで一旦はプラス圏に浮上をしてくれておりましたので、まだまだ余力十分かと思われます。
ピンクで囲ったポイントのように、本物のトレンドはこれぐらい張り付きつつ、勢いを維持しますんで、テクニカル的にはここからが本番のように感じます。
春先は30円落ちてますし、再びブレグジットでトレンドが新規でスタートしてしまいましたから、インパクトがあると思います。
記事を書いていたらユーロ円もようやく崩れてきました。
今週の雇用統計か参議院選挙まではレンジかと思っておりましたが、ネガティブファンダが出てしまったので追撃スタンスに切り替えます。
中期的な作戦には変更なし。売りポジションはキープ。戻ったところをもう1ショットだけ売る予定です。
昨日、ドルトルコもロング追加してみました。
そのほか、ポジションは変わらずです。
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