ドル円の市場買いポジションは少なめ?

昨日はサンワード貿易のセミナーにご参加いただきました方々、誠にありがとうございました。

60人募集のところ、100人近く申し込みがあったそうで、満員御礼でございます。またそのうちセミナーをやらせて頂くかと思いますで次回もよろしくお願い致します。

セミナー後のご質問者も多く、時間都合によりほとんどお話ができなかった方のほうが多かったと思います。Twitterやブログのメールからご質問ありましたらぜひどうぞ。

 

■イエレン議長の講演はややタカ派

 

金曜日の夜中のイエレン議長の講演はややタカ派でした。

もう少しタカ派かな~っと思っていたぐらいだったので、正直期待していたよりは微妙でした。報道を見る限り。

ただ、市場は米ドル買いでやや反応してくれました。そして株価も思った通り、ジワリと上昇。株価に配慮した形となりました。

各報道機関の文章を読んでいると、まだ6月に利上げをするかは微妙なところかもしれません。7月かも?しかし、FOMC議事録からはかなりタカ派に傾いておりましたし、各連銀総裁の大半は利上げと強調していることから、あとはイエレンさんの言葉次第で、決定的になるでしょう。

今週の雇用統計と来週、今一度イエレンさんの講演が6月6日にありますので、この二つのイベントには注目です。

6月6日の講演は先々週?ぐらいに決まったことだそうで、やはり、何か市場にメッセージを残すために設けられたと考えるのが自然ではないでしょうか。

 

この日次第で6月の利上げか、現状維持かが決定的になるのではないかと考えております。

 

今から楽しみです。一応、それまではドル円と株価指数は少し買い目線で行きたいと思います。

 

■ドル円週足チャート分析

 

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 さて、ドル円の週足です。

先週は値幅が狭かったですが、少しだけ高値更新となりました。よって、MACDが週足ベースでゴールデンクロスしそうです。もうしたかな?

5週間前のBOJの失望売りスタートしたプライスまであと少しです。結局下げトレンドは続いてくれませんでした。個人的にはまさかの112円も視野に入れております。

直感ですが、意外と近いような距離に感じられます。気のせいでしょうかね?

ここまで値段が戻れば、布石が打てたことでしょう。黒田総裁も、ひとまずほっと一安心?ではないでしょうか(笑)

下目線ばかりみるのは危険かな、と思います。一度、上をやるターンに入ってきたと思ってますので、しばしリスクオン方向で物を考えたいと思います。

ただし、少額取引は継続予定です。

 

■ドル円ポジション比率

 

スクリーンショット (140)

■出所:外為どっとコム ツール

 

 お次にドル円のポジション比率です。

金曜日クローズ日時点でロングが62%、ショートが38%です。

長年見ている中で、ロングの比率が60%になるのは、かなり低水準です。特に5月の中頃からは買われておりません。しかしプライスはジワジワ上昇しております。

市場参加者は様子見に切り替えたか、ここ最近ドル円相場は難易度が高かったのでやられきったかもしれません。こういったタイミングでトレンド発生の初動は生まれやすいので注意が必要かと思われます。

 

狙うならもう上でよいのではないでしょうか。日銀の追加緩和しなくても、もう下げなかったのですから、次はまだリスクオフと唱え続けているプレイヤーを狩りに行く番です。

勝負ポイントになってくる日は今週のどこかで出てきそうです。このタイミングで追加を入れてやろうかと思います。

 

■ドル円日足チャート分析

 

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 日足です。MACDが0ラインを超えてきております。前回紹介した通りですね。

 

トレンド発生の初動が見られやすいポイントに近づいてますので、良い傾向でしょう。併せて、外為どっとコムのポジション比率もあのグラフです。市場参加者は少ないと考えておりますので、よいタイミングではないでしょうか。

 

明日は110.50円の攻防に注目です。面白い動きを見せるならばオセアニア時間にここつぶしてくれると、結構値が飛ぶかもしれません。

 

勢いあまって111円突破したら笑えそうですね(笑)

ダウンサイドのリスクはかなり限定的になるはずです。そうなりますと112円突破も見えてくるのではないでしょうか。

 

ポンド円とドル円と豪ドル円はそれぞれ少しだけロングをして持ち越しました。豪ドル円はまた解消するかもしれません。

オジドルは戻り売りで新規で再びポジションを追加、本来の量に戻そうかと考えております。オジドル分析は明日更新のコラムで書こうかと考えております。

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外為どっとコム

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ひろぴー

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