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こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。
今日はポンド円(GBP/JPY)の相場分析をご紹介したいと思います。
先週はFOMCやECB理事会など各国イベントがありました。
12月16日の英中銀のMPC(金融政策委員会)では、政策金利を0.25%に引き上げ(0.15%の利上げ)ました。
それを受け一時的に上昇しますが、結果的には、いって来いとなり方向感が出ることはありませんでした。
ポンド円のこれまでの流れを振り返りながら、相場分析と今後の戦略を考えていきたいと思います。
目次
ポンド円(GBP/JPY)のこれまでの流れ
ポンド円は大きな流れとしては、上昇トレンドで大衆の目線は上方向です。
年初からの大幅上昇後は、中期で調整は入ったものの、重要サポートラインや円独歩安の影響もあり、年初来高値を更新しました。
しかし勢いは続かず、一旦の反発もむなしく多くのネガティブ材料と共に大幅下落することになりました。
中でも代表的なニュースは、南アの新変異株であるオミクロン株の発見です。
この報道により、日足では展開が大きく変わったように感じました。
かねてから重要サポートラインである149円の水平線は下抜けしませんでしたが、今後はどうなるのでしょうか。
日足からチャート分析をしていきます。
利上げ受け上昇も長い上髭
ポンド円の日足です。
日足の上昇平行チャネル下限を下抜けたことで、今後上昇トレンド再開が出来ずに下降トレンドに移行する可能性もあることを考慮しなければならないと考えています。
16日に開かれた英中銀MPCのサプライズ利上げを受け上昇し、リスクオンの雰囲気が戻ってくるかと思われましたが、中国恒大のデフォルトへの格下げや中国の研究機関に米国が制裁を加え、さらに中国企業への投資制限を行うなど、多くのネガティブ材料が報じられ、いってこいという結果になっています。
テクニカルで見ても、以前サポートとして機能した日足の200MAが、今回はレジスタンスとして機能し大きな上髭で日足が確定しています。
さらには日足の上昇平行チャネルのリターンムーブとしても見ることが出来るため、戦略としては戻り売りを仕掛けたい場面です。
今後の展開としては、高値が切り下がり超重要サポートラインである149円周辺を下抜ければ、日足レベルで下降トレンド入りと考えたいと思います。
年内は水色で引いた水平線内で推移すると考えています。
ディセンディングトライアングルになるか?
続いて4時間足です。
右肩下がりに引いたこのトレンドラインと、149円のサポートライン付近での反発を考えると、徐々に値幅が狭くなるディセンディングトライアングルの展開も考えられます。
特に、年末になるにつれて取引量も落ちて来るので、トレンドラインはともかく149円のサポートライン突破は難しいでしょう。
ディセンディングトライアングルの先端は2022年の年始です。
よって大きく動くとなれば年始か1月になるかと思います。
年始といえば薄商い。薄商いといえば・・・フラッシュクラッシュに期待しましょう!笑
まとめ
- MPC利上げも方向感なし
- 日足は149円周辺のサポートラインに注目
- 年末にかけてはディセンディングトライアングル?
- 年始のフラッシュクラッシュあるか?
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