EURUSD来年前半は売り、後半は買いか 12月21日

こんにちは、CXRのゆかてぃんです。

TradingViewで定期的にアイデア投稿をしております。(アカウント@yukatin-manはこちら)

 

今回はユーロ/米ドルのチャート分析です。

主要中央銀行の政策金利の発表が終わり、動きに方向感がなくなってきました。

とてもよく連動しているドルインデックスを交えて2022年の相場をテクニカルでユーロ/米ドルを分析してまいります。

そしてこれからの戦略をお話ししていきたいと思います。

 

ユーロ/米ドルもうすぐ転換ポイントか

EURUSD 週足

 

週足レベルで引いた大きな三角保合の下限付近に現在位置しています。
ここからのユーロドルは下限付近でしばらく揉みあってから来年以降は最終的に上昇方向と見ています。
但し、この三角保合の下限の目途は1.1000~1.0900ドルあたりまではあると思っているので、来年前半はもう一段の下へ下降はあると思っています。

 

逆相関するドルインデックスも転換ポイント付近に

DXY 週足

ドルインデックスとユーロ/米ドルはチャートがきれいに逆相関しており、ここからのドルインデックスは上限付近でしばらく揉みあってから来年以降は最終的に下降方向と見ています。
上値目途は98.0~99.0ドルあたりまではあると思っているので、来年前半は利上げ期待からもう一段の上へ上昇はあると思っています。

 

これからの見通し

FOMCはこのままいけば3月にテーパリング終了し利上げする意向なので、早ければ3月、遅くても9月には利上げを行うと思うので、
利上げ開始までは期待感から、ドルは買われたり三角保合の上限付近で揉み合うようなイメージでいます。
利上げが開始したら、セルザファクトでドル高が収まって緩やかに下がっていくイメージです。
また、三角保合の上限または下限付近は過去を見てわかる通りかなり揉み合いが長いので、それも踏まえたうえでしばらく揉み合うと予想しました。

それに伴い、ユーロ/米ドルも今まで通り楽観的に売ればいいという相場は終わったと思っています。
もしFOMCの利上げ後ドル高が一服、やや下降に転じたタイミングあたりでユーロの金融緩和の姿勢からタカ派に転じるような発表や発言があれば、一気にユーロ/米ドルは上昇する場面もあるかもしれません。
また、ユーロ/米ドルも三角保合の下限と上限付近はかなり揉み合いが長いので、それも踏まえたうえでしばらく揉み合うと予想します。

 

これからの戦略

これからの戦略としては、今すぐドルを売るという話ではなく、今年みたいに楽観的にドルを買えばいいという相場ではなくなってくるということですが、利上げが近くなってくるまではドル買いで拾えるかなと思います。

なので、ユーロ/米ドルも今年みたいに楽観的に売ればいいという相場ではなくなってくると思いますが、ドルと同様もう少しの間は売りで拾えるかなと思います。
具体的には1.135ドル付近で戻り売りを狙いたいと思います。

 

 

 

CXRゆかてぃんのTradingViewオリジナル投稿はこちら

EUR/USDのチャートはこちら

DXYのチャートはこちら

TradingView公式サイトへ