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こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。
今日はポンド円(GBP/JPY)の相場分析をご紹介したいと思います。
先週金曜に南アで新たな変異株「オミクロン」が発見されてから、金融市場は大荒れし、未だ不安定な相場が続いています。
果たして今まで通りの押し目買い戦略でいいのか、考える必要があります。
ポンド円のこれまでの流れを振り返りながら、相場分析と今後の戦略を考えていきたいと思います。
目次
ポンド円(GBP/JPY)のこれまでの流れ
ポンド円はコロナショック後から上昇を続け、156円までの上昇の勢いは凄まじいものがありました。
その後は、中期で下降トレンド入りしたものの、円独歩安でのブレイクで一気に年初来高値を更新しました。
しかし勢いは続かず、下落を続け、ついには上昇平行チャネル下限を下抜けました。
オミクロン株の影響により、ポジションが交錯している状態で相場が非常に不安定です。
多くの国が対策をしていますが、果たしてどうなるのでしょうか。
日足からチャート分析をしていきましょう。
149円下抜けで日足下降トレンド入りか
ポンド円の日足です。
クロス円はドル円以外は非常に似たようなテクニカル形状をしており、前回のユーロ円分析と重なる部分が多いです。
多くの押し目ポイントを潜り抜け、200MAと日足上昇平行チャネル下限まで下抜けました。
よって暫定的にはトレンドレスとして相場を見ることにします。
ポンド円が再び上昇トレンドとなるには、152円の水平線上抜け+上昇平行チャネル回帰は、最低でも必要だと考えます。
反対に下降トレンド入りの条件は、149円の超重要サポートラインを明確に下抜けすることだと考えます。
過去に5回以上反発しており、多くの分厚いオーダーが存在するでしょう。
オミクロン変異株の感染者の増加やワクチンの有効性などで、ネガティブな結果となれば、一気に下降トレンド入りすると思います。
仮にオミクロン株に関してポジティブな結果になったとしても、過去のサポートラインや移動平均線がレジスタンスになる可能性を考えると、今後も上値が重く下値をめぐる展開が続いていくのかもしれません。
個人的には上目線は捨て、やや下目線で相場を見ることになりそうです。
揉み合い、いってこいで乱高下
続いて1時間足です。
未だ方向感がはっきりしない展開が続いています。
揉み合いを抜け一気にレートが走ったと思いきや、反転して戻ってくる、というような難しい値動きが続いています。
しかしどちらかというと高値も安値も切り下がっており、上値が重いのは確かです。
値ごろ感でロングポジションを持つのは危険だと感じます。
トレードするのであれば、値幅を狙わず、早めの利確に徹したいと思います。
まとめ
- オミクロン株で相場不安定
- 日足トレンドレス、149円サポートラインに注目
- 値幅を狙わず、早めの利確
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