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こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。
今日はユーロ円(EUR/JPY)の相場分析をご紹介したいと思います。
先週金曜に南アで新たな変異株「オミクロン」が発見され、金融市場は大幅下落、全面リスクオフで週を終えました。
変異株「オミクロン」に関しては、未だ分かっていないことも多く、週明けの月曜は調整の動きもあり、揉み合いで終わりました。
しかし、各国警戒レベルは非常に高く、対策も迅速なので、かなり危険であると想像できます。
ユーロ円のこれまでの流れを振り返りながら、相場分析と今後の戦略を考えていきたいと思います。
目次
ユーロ円(EUR/JPY)のこれまでの流れ
ユーロ円は昨年の5月上旬に安値を最後に急上昇、日足、週足レベルの上昇トレンドでした。
中期で下降トレンド入りしたものの、円独歩安によるクロス円急上昇で一気に高値を目指す展開になりました。
その後、他のクロス円は年初来高値を更新しますが、ユーロ円だけは更新できず、日足平行チャネルの中央ラインので反発、133.50止まりで下落しました。
その後はずるずると下落していきます。
200MAや日足の上昇平行チャネルも下抜け、現在は暫定的にトレンドレスの状態です。
日足からチャート分析をしていきましょう。
最後の砦、128円のサポートライン
ユーロ円の日足です。
クロス円の中で唯一、10月の上昇で年初来高値を更新出来ず、対ドル、対ポンドも下目線です。
よって上値が重く、さらに欧州での新型コロナウイルスの再拡大報道もあり、他のクロス円よりも下落幅が大きいです。
一気に日足上昇トレンドの最重要サポートライン付近まで来てしまいました。
サポートラインは節目でもある128円。
ここを明確に下抜けると、より上値が重くなり、日足レベルで下降トレンド入りすると考えます。
仮に128円がサポートになり下抜けをしなかったとしても、再び高値を目指すのは時間がかかると思われます。
オミクロン株の情報次第で相場が左右されると考えるため、当面は上目線を捨てて、中立で相場を見ていきたいと思っております。
激しいサポートラインでの攻防
続いて1時間足です。
19日も欧州でのコロナ再拡大の報道で、ユーロが大きく売られました。
その際には128円でしっかりと反発していることと、過去に2度反発したことから、この節目が重要サポートラインであることは間違いありません。
当然多くの注文が入っているでしょうし、簡単には下抜けしません。
週明けの月曜には128円を下抜ける展開になりましたが、ダマシに終わり、日足では下ひげに終わりました。
行って来いの相場、変動幅の大きさ、オミクロン株の詳細が分からない点から、今は取引を避けるべきではないかと考えます。
コロナショックからリスクオンの上昇がひたすら続いていただけに、相場は下がりたがっているのでしょうか。今後に注目です。
まとめ
- オミクロン株により各国厳戒態勢
- 日足はトレンドレスに、128円の重要サポートラインに注目
- 揉み合いだが変動幅や不安材料を考えると取引は控えた方が良い
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