GBP/USD リターンムーブ発生でトレンド転換なるか 10月29日

こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。

今日はポンドドル(GBP/USD)の相場分析をご紹介したいと思います。

ポンド円の上昇とともにポンドドルも面白い局面になりました。

テクニカル的に注目の場面ですので、ポンドドルのこれまでの流れを振り返りながら、チャート分析と今後の展望をお話ししたいと思います。

ポンドドルのこれまでの流れ

ポンドドルはコロナショック時の急落後、すぐに急騰、以降押し目を形成しながら比較的波が浅い綺麗な右肩上がりの上昇トレンドが発生しました。

ジリ上げやブレイク急上昇で1.4200の節目にタッチした後は中期で下降トレンドが形成され、以降上値が重たい展開が続きました。

その後重要サポートラインは割れたものの、反発後はレジサポ転換とはならず、そのまま上昇しました。

上昇チャネル上抜けでリターンムーブなるか

GBPUSD 日足
GBPUSD 日足

ポンドドルの日足です。

1.3600の水平線でのレジサポ転換はなりませんでした

そのまま上昇し中期下降チャネルラインの上限を上抜けしました。

よって暫定的に中期下降トレンドは終了と判断し、前回戻り高値を超えるまでは、トレンドレスとして様子見をします。

理由は、そのまま上昇してくれれば良いのですが、再びトレンドが継続する可能性があるからです。

今後また下降チャネル内に戻ってくるのであれば、1.3600下抜けで中期トレンドは継続と判断します。

逆に1.3900周辺の前回戻り高値を上抜け更新するのであれば、新たな中期トレンド発生ととらえて目線を変えていきたいと考えています。

リターンムーブ成功なるか?

GBPUSD 4時間足
GBPUSD 4時間足

続いて4時間足です。

上抜け後のトレンドが無い状態ではありますが、現時点では短期的に上昇と考えています。

チャートを見てみると、中期の下降チャネル上限がサポートとして機能しているのがわかるからです。

ここでレジサポ転換が成功し、現在のレンジを上抜けすれば、一旦の上昇はあるかも知れません。

しかし、現在のドルの強さや週足反転形状等をみると、思ったより伸びない、あるいは下降トレンドに逆戻りする可能性も頭に入れておく必要があると考えています。

現在は円シリーズが強烈にトレンド発生しているので、個人的にはドルストレートをわざわざトレードしなくてもいいとは思っています。

 

 

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