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こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。
今日はユーロ円の相場分析をご紹介したいと思います。
ユーロ円はコロナショック以降、2020年5月7日の安値を最後に急上昇や調整をしながら上昇トレンドを形成しています。
そして今年6月に、134円の節目のラインで反発、以降中期で下降トレンドが形成、上昇トレンド下限を下抜けし、調整局面に入りました。
その後、しばらく下落が続きましたが、中期の下降平行チャネル上抜けで、戻り高値を超えました。
しかしまだまだ下落の勢いは強く前回安値付近まで戻されますが、安値は更新せず、今度は急上昇を見せています。
安値更新否定で急反発、上昇チャネル回帰
ユーロ円の日足です。
中期下降トレンド開始とともに上昇チャネル下限を下抜けしてしまいましたので新たにチャネルラインを引き直しています。
8月後半の急上昇で戻り高値を更新したところまでは良かったものの、その後の調整が思ったよりも深かったです。
ローソク足を見ると一度は上昇チャネル下限で反発しているものの、ローソク足実態で下抜けしてしまい下落しました。
結果論になりますが、これに関しては中国恒大(エバーグランデ)のデフォルト問題から来る行き過ぎ相場だと個人的には考えています。
その後すぐに急反発しチャネル内に回帰しましたが、130.57周辺の水平線を超えないと、日足レベルで上目線にすることは出来ないと思います。
4時間足200MAのレジサポ転換で上目線
4時間足も見ていきます。
中期では下降チャネル上抜けで一時的にトレンドレスの状態です。
4時間足200MAがほぼ水平になっており、水色水平線内で推移していることで判断しました。
チャートをご覧になるとお分かりいただけるかと思いますが、今回の4時間足200MAはしっかりと機能しており、多くの市場参加者が意識していると考えることが出来ます。
日足上昇チャネル下限で反発した際にレジスタンスとして機能した後、上抜け後はサポートとして機能しています。
RCIもすべて上向きなので、短期的にも上昇の勢いは続くと考えられ、上の水色水平線付近での攻防になると見ています。
水平線上抜けで中期でも上昇トレンドを形成出来るかと思います。
目線は今のところ上ですが、中国恒大のデフォルト問題はまだ終わっていませんし、テーパリング問題もあります。
大きなサプライズで目線が下に切り替わる可能性もまだまだ考えられますので、今の相場観に固執しすぎないようにしたいと思います。
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