北朝鮮が中国批判!?

この土日も新しいニュースが続々と入ってきております。

特に目を引いたのは北朝鮮が中国批判をはじめたようです。これはかなり異例です。

理由は昨年からの石炭輸入など、規制を敷いて輸入量が1割にまで減少したことにイラ付きを示している模様です。

日テレ系列のニュースサイトでは下記のように報道されておりました。

北朝鮮:「制裁に執着するなら、我々との関係に及ぼす破局的な結果も覚悟すべきだ。」と警告する異例の論評を発したようです。

次の狙いは兵糧攻めの可能性もあります。

北朝鮮の原油輸入は中国に9割依存しているため、ここを断たれれば北朝鮮はノックアウトでしょう。

思えば、昨年の11月、オーストラリアの貿易収支が突然プラスに転じていたことを思い出すと、もしかしたら密約的なものがこの頃から始動していたのかな?っとさえ思えます。

昨年の11月30日、国連安全保障理事会にて、北朝鮮による核実験等に関する決議が全会一致で採択されました。

よって、北朝鮮の貿易量9割が中国のため、事実上中国が直接経済制裁を加えることになんら変わりはありませんでした。

ですからこうなることが規定路線のため、従来の北朝鮮からの輸入量をそのままオーストラリアに移動させた、っということではないでしょうか。

でなければ、突然オーストラリアの貿易収支が4か月も連続で黒字にはなりません。

オジドルのレートは0.70~0.75で変わらないのに、月間ベースで過去最高の黒字には少し意味不明だったのですが、ようやく意図がつながった感じです。

当時、中国商務相からの発表は以下の通りでした。

1) 北朝鮮からの石炭の輸入の制限

2017年1月1日以降、毎年、各国全体の北朝鮮からの輸入を4億ドル、または750万トンのいずれか少ない方に制限する。

2) 北朝鮮からの銅、ニッケル、銀、亜鉛の輸入禁止

3) 北朝鮮からの彫刻像の輸入禁止

4) 北朝鮮へのヘリコプター、船舶の輸出禁止

そして石炭の輸入量限度を設けて、2017年は2016年の1/3にまで減らす計画を発表しました。

 

中国の爆買いは備蓄のためか?

昼頃、FXマウンテンブログも更新しておきましたが、ご覧の通り豪指標は好調です。

FXマウンテンブログ記事 :オーストラリア・ニュージーランドは年内に利上げあるか?

北京冬季オリンピックや5年に一度の全人代に向けて公共投資が活発化していることがもちろん挙げられますが、もう一つの理由がこの地政学リスクではないでしょうか。

いずれにしても豪ドルは何をとってもポジティブです。

1.本当に開戦しちゃう⇒米ドルにはネガティブ&利上げペース鈍化

2.中国がじわじわとこのペースで経済制裁を北朝鮮に科す。⇒オーストラリアからの購入量はキープ。備蓄のため資源はもっと多めに輸入を始める。

オジドル週足

AUDUSD-cdWeekly出所:FXTF MT4 オジドルチャート 参考:RCIトレード手法

金曜日のチャートと変わってませんが、オジドルです。週足にしました。

レジスタンスライン0.7750あたりをトライする方向でシナリオを練りたいと思います。

ゴールドマンサックスは先週、ユーロドルとポンドドルに対する見通しの変更はじめました。

またほかの通貨に対しても変更がある可能性があると含みを持たせた発表でした。現在のトランプ政権はゴールドマンやモルガンとつながりが強いのでオバマ政権時代よりは信頼性が高いと思われます。

ドル安方向の方針を立て始める可能性もありますので、現在の市場全体を見渡しますと、米ドル買いポジションが一層の巻き戻しを喰らうのではないでしょうか。

ともあれ、今週はオーストラリアのCPI発表です。

NZドルは今週仕込む予定で、オーストラリアも経済指標次第では強めにポジションを追加予定です。

結局金曜日はオジドルを少額だけロングして持越しをしてしまいました(笑)

【今週の個人的な戦略】

オジドル、NZドルのロング。⇒スイング狙い。ひとまず適当に成行で買うかもです。

持越しキープポジション

ドル円ショート

NYゴールドロング

この土日、地政学リスクなヘッドラインが多く流れました。リスクオフで週明けはじまるかもですね。北朝鮮滞在の韓国系米国人の拘束もはじまったようです。

物騒になってきました。

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ひろぴー

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