本日、ビットポイントジャパンのビットコインセミナーにお越しいただきました方、ありがとうございました。
満員御礼です。ロイターのセミナールームは大変素敵な会場でして、非常に気持ちよくお話をすることができました。
また来月か再来月も実施されるそうなので、よろしくお願い致します。
さて、為替。
先日、中国が米国債を切り崩して人民元買いの介入費用に充てていると報じられておりました。
おかげで日本が再び米国債保有額の一位に返り咲きです。
この両国は110~130兆円ゾーンでウロウロしており、3位や4位はまさかのアイルランドやケイマン諸島です。その額は26~28兆円規模と非常に低い数字だそうです。
まあ、余談に過ぎませんが、それだけ差が出ているということです。
日本と中国の米国債保有高は今年の春先に確か10兆円ぐらい差があったはずです。(確か116兆円ぐらいが日本で、中国が125兆円ほど。)
それがひっくり返ったということは、10兆円分を現金化し、人民元買いの介入に半年間充てていたようですね。
これが10月までに実施された出来事だそうです。
10月当時まではまだ長期国債は買われ続けておりましたので影響は小さかったように思えますが、ドル人民元のレートは依然として高値を更新し続けようとしております。
おそらく、持ち分の米国債をさらに切り崩して介入費用に今後も充てられるでしょうから、米国長期金利上昇には追い風です。
この報道をみて、おそらく来週も米国の債券ファンドもまだ手持ちの米国長期債をさらに手放してくるのではないかと考えております。
長期金利はもう3.0%がターゲットなのか?
またFOMC後はついに2.60%台をつけました。
現在は2.5%台で推移をしておりますが、再び上昇をはじめそうです。長期金利チャート的にもレジスタンスラインが引けた2.40%と2.50%です。ここをブレイクしてしまったので、視界は良好。3.0%まで上昇が非常にしやすい形状となりました。
こう考えますと、その長期国債バブルが弾けた米国債と連動しているドル円は尚、上値を追いやすい展開です。
個人的にはまだまだ上がるように感じております。
以前も紹介しましたが、長期金利と米国債の関係がイマイチわっかねーwってかたはこちらをご覧ください。
中国が米国無人探査機を拿捕
金曜日のNYクローズでは、米国の無人潜水艦(無人探査機?)を中国が南シナ海で拿捕したというニュースがでました。
トランプさんはTwitterで、「公海で物を盗んだ中国」と、かなりセンスの高い発言をしておりました。
中国側は1日で返還すると既に声明を出しているそうですが、「探査機なんていらない。返さなくていい、と言ってやれ。」ともツイートしているそうです。
対ロシアではかなり歩み寄りがありますが、中国にはあからさまに敵対心がありそうです。
おそらくこのリスクオフはすでに沈静化に向かっていると思われますが、今後もこう言ったニュースがちょこちょこと出てきそうです。
ただ、このNYクローズ数時間前のニュースで薄商いの中でしたが、ドル円が90銭しか下落せず、117.50円程度で切り返しました。
今月の雇用統計、イタリア選挙、FOMCとイベントが多かったのですが、利食いの動きすら見せず、上昇です。全く無視です。本当に下げる気がないんだな~っと再認識してしまいました。
このドル円のわずかな下落は布石も撃てましたし、今後の参考目処としても使えそうです。
今週の新規追加ポジションは117.50円と117円でかなり少額ロングの買い持ちを実施しようと考えております。
ターゲットは年内120円で考えておりますので、あと2~3円の値幅が狙えるのではないかと考えております。
日銀の長期金利キャップ、本邦勢のドル円買い遅れと金利差の手当て、そして中国の米国債切り崩し⇒長期金利上昇。
3拍子揃ったドル円上昇ネタです。やはり、買うしかない環境なのかな、っと考えてしまいます。
リスクオフネタだったのに、ポンド円やユーロ円、豪ドル円はむしろ上昇しました。
豪ドル円はぱっと見下落しているように思えますが、この報道の前にすでに下落しており、報道されてから上昇しております。ユーロ円も同じです。
「リスクオフ=円買い」というマーケットのテーマも変わってきているようにも思えてきました。まだ今週もドル円とクロス円の押し目買いでいいのかな、っと思います。
今日はテキストばかりでしたが、この辺で。
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