2/18 志摩力男リアルトレード実践マニュアル 

2月18日 FXブログわーど:志摩力男のFXメルマガ G20

 

 今日は皿荒いしてたら、キッチンの排水口が詰まってしまった;w;

水が流れていかず、シンクに水が貯まっております、こんばんわ、ひろぴーです。

 

とりあえず、萎えたので放置。水道屋さん呼ぶかね・・・・・。

 

志摩さんに掲示板で初めて質問してみました。

先日、ふと気になったことがあって、オフィシャルに掲示板を使ってみました。

 

質問内容

ひろぴー側

 

現在、ドイツ銀行について、世界的にも雲行きが怪しいとのことで色々調べており、志摩さんならば、在籍実績もございますので詳しかもしれないと思い、ご質問をさせて頂きました。

ドイツ銀行のエクスポージャーはズバリ、ここ数年では最も多いのはどこの国や企業になるかご存知でしょうか?

というのは、調べていると、ギリシャへの出資や救済額を含めると3000億ユーロ、そして、ドイツ銀行の掲げているレバレッジの高さで有名なだけに、この点に是正の動きが。

よって、ドイツ銀行のホームページにも記載がありましたが、2018年までに1700億ユーロ、エクスポージャーを縮小させる(おそらくただレバレッジを下げる)ようです。

このリスクオフ相場が濃厚なだけに、いっそのこと、このタイミングで随分投げが出るのではないのかと思っております。

ギリシャ系の出資・債権は売れるはずがないですし、南欧系の社債や国債が売れるわけもございません。そのほかにシワ寄せがほかのポジションに来るのではないかと考えております。

ざっとインターネット上で調べた結果、ロシアへの出資比率も結構多いらしく、原油価格低迷、ロシアルーブル安、おそらく現在投げ売っても、かなりのマイナス収支なのは確実ではないかと思慮しております。

ドイツ銀行にとってはかなり八方塞がりな点はあると思いますが、この時期です。

リスクオフでどうせならいち早く売ってしまえ⇒ドイツ銀の投げ売り(レバレッジを下げる意味での。)、ドイツ銀行の出資比率の大きい分野=それに該当・関連するであろう投資対象物(通貨も含めて。)のショート、が手っ取り早いのかな~?っと思いました。

ドイツ銀行のCDSが買われているのもわかりますが、それを保証できるほどの額ではないと思っております。

CDSも上がれば上がるほど、リスクオフ、ギリシャやイタリア関連も売られれば、ドイツ銀行のリターンマイナスが連想されるため、ギリシャやイタリアが売られるのも連想しやすくなります。

連鎖反応が尋常じゃないような気がしております。

よって、これらの例えで、ロシアへの出資が甚大ならば、さらなるルーブル安、原油安などと連想できます。

それらの国の通貨や関連した銘柄など、ジャンク債や資源系債権、選択肢がかなり広がると思っている故、わかる範囲で結構です。

ユダヤのこれからの構想もイメージしたいため、何か知識を開示することは可能でしょうか?

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っと、長々とKYな質問をしてしまったのですが。。。。。

 

 

 

志摩さんのご回答

どこの国に、どの程度エクスポージャーがあるか、それは僕にはわかりません。ただ、 ドイツ銀行は基本的に投資銀行・商業銀行であり、ファンドや年金のように単純に何かに投資しているのではなく、様々な商品を扱うビジネスの結果としてバラ ンスシートが膨らんでいます。ですから、投資したものを引き上げるという動きには(なる部分もありますが)それほどインパクトはないと思います。

リーマンの時に、何が問題だったか。それはリーマンが投資していたものが売られて相場が落ちたわけではありません。突発的破綻によってヘッジされていると思われたポジションがアンヘッジになったりして、とてつもない強制決済が起こったためです。

ドイツ銀行がリーマン・ブラザーズのように破綻するか?というと、それはあり得ないと思います。あまりにもドイツにとって重要な銀行なので。まだ、未払い の違約金が1兆円程度あります、市場が案じるのも無理ないのですが、その辺りをドイツ政府と秘密裏に協議し、国民負担を大きくしないため、投資銀行のフロ ントランナーから降りるということになったのだと思います。それが、ドイツ銀行投資銀行化への最大の功労者であるアンシュ・ジェインの退任(昨年6月)に つながったのでしょう。彼の退任によって、ドイツ銀行に何が起こっているのか、業界の人は理解したと思います。

よって、ドイツ銀行破綻懸念は行き過ぎだと思います。でも、欧州の銀行が何ら中の形で収益性が落ちていることは、事実だと思います。多くは投資銀行業務を撤退する際のコストではないかと思います。イタリアはまた別の問題で、単にファンダメンタルズが悪いのだと思います。

2016/02/16 13:39  志摩 力男
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だそうです! 本当にありがとうございます(T_T)
 要約しますと、僕がドイツ銀行について知識不足であり、これからの事態がどのような範囲で勃発するか、直感的なご意見を頂戴致したく、志摩さんに伺ってみました。
 僕の連想ゲームでは、
ドイツ銀行収益悪化⇒ポジション解消、ユーロにキャッシュがある程度戻る⇒ドイツ銀行が最初に切りたいエクスポージャー先をイメージ。
結果、ロシア関連の投資先なのかな?原油関連の投資先なのかな?っとイメージしました。
この連想ゲームですと、ユーロ買い、欧州金融株売り、ドイツがつまずく⇒ギリシャ、イタリアに甚大な影響。リスクオフさらに加速、でした。併せて原油の売りと。
そんなイメージを先月から描いておりました。
ですので、ゴールドと債券買いだったわけです。
お答えとしては、エクスポージャー先はご存じなかったようですが、アンシュ・ジェインCEOの退任というのは業界の中で大変インパクトのあったものだったようです。
どれだけすごい人なのか、僕はもちろん知りませんでした^p^;
そりゃ憶測も飛び交うわけですわww
ひとまず、ドイツ銀行に関してはそこまで悲観をされるほどではないそうです。(CDSが何かの拍子にまた上昇したとすれば別ですが。)
今回の短期的なリスクオフ局面の最後に出てきたファンダでしたので、ドル円が111円までオーバーシュートしてしまったのではないでしょうか。

G20までの戦略

おそらくですが、このレンジ相場は来週いっぱい続くと思っております。

26日と27日に上海にて、G20がございます。

 

最近の為替の不安定な動きに言及し、協調して乗り切っていこうぐらいの内容で、おそらく終わると思っております。

 

短い経験上ですが、G20で何か具体的なことが決まったことは、記憶にありません。20か国もスピーチして、2つ日間で何か議論して決定事項が出るとは思えにくいです。

 

東シナ海の南沙諸島問題の言い合いで終わるような気がしております。

 

一部、今回のG20はプラザ合意ほどのインパクトがあるかもしれない、とかいう記事を見かけましたがどうでしょうか。

リスクオン方面派の記事だったため、あまりアテにはできないとは思います。

 

よって、明けた29日月曜、または3月1日あたりからまたリスクオフ相場になっていくようなイメージで今のところおります。

株も為替も週足で上髭、日足でも上値の重たさを表しているような形状のローソク足待ちといったところでしょうか。

 

今日は僕はドル円のレンジトレードを少しやっているのみです。原油は29ドル台であっという間にカットされてしまいました^-^;


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ひろぴー

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