EUR/JPY 平行チャネルでレジサポ転換か 1月14日

こんにちは、CXR見習いトレーダーの宮本です。 TradingViewアカウント(@miyamto)で定期的にアイディアを投稿しています。

今日はユーロ円(EUR/JPY)の相場分析をご紹介したいと思います。

昨日はドル安円高の動きでドルストレートとクロス円が大きく動きました。
基本的には他のクロス円は上昇平行チャネル内に回帰していますが、ユーロ円はチャネル内に回帰していない状態です。
テクニカル的に面白い局面であるため、ユーロ円のこれまでの流れを振り返りながら、相場分析と今後の戦略を考えていきたいと思います。

ユーロ円(EUR/JPY)のこれまでの流れ

ユーロ円は日足平行チャネル下限で円独歩安により大幅上昇しましたが、他のクロス円が年初来高値を更新する中、ユーロ円は前回高値を更新出来ませんでした。
その後調整かと思われた下落でしたが、オミクロン株の影響等によりリスクオフで大幅下落、特にユーロの下落は他の通貨ペアに比べて大きいものでした。
128円の重要サポートラインを明確に下抜けブレイクすれば一気に下降トレンド入りかと思われましたが、127.50で反発(結果的にはダマシか)しました。
そして年末年始のアノマリ―通りにはいかず、強烈なリスクオンで上昇し続けました。
現在はチャネル下限が抵抗となり、何回も反発している状況です。

日足からチャート分析をしていきます。

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日足200MAを下抜けすればレジサポ転換か

EURJPY 日足
EURJPY 日足

ユーロ円の日足です。
日足の上昇平行チャネルの下抜けと、移動平均線も横向きであることから、上昇の勢いが弱いと判断しています。
現在はトレンドレスと見ており、方向感が無く、トレードがしにくい状況です。
上昇平行チャネルでサポートとして機能していた下限のトレンドラインがレジスタンスとして機能し反落すれば、下降トレンド転換も見えてくると考えます。
あまり意識されているとは思いませんが、日足の200MAでのサポートに念のため注意をしています。
ここを下抜け128や127.50の下抜けブレイクで、本格的な下降トレンド入りとなりよりショートの優位性が高まると見ています。
個人的には三角持ち合いやディセンディングトライアングルなど、しばらくは方向感が無い相場が続くのではと考えています。
相場が荒れることにも注意を払っておくことにしたいと思います。

安値切り下げ後の戻り売り戦略

EURJPY 4時間足
EURJPY 4時間足

4時間足です。チャネルライン付近での急騰急落を見ると、高値でロングを掴まされたプレイヤーが比較的多いのではないかと考えます。
そして昨日のような急激なリスクオフでの下落となると、高値で掴まされたロング勢の損切りがまだ出来ていないと仮説を立てることができます。
さらに急落によりポジションを作り損ねたショート勢もどこかで売りたいと考えているはずなので、ロング勢を狩りにいくショートに優位性を感じます。
ただし、平行チャネルラインでの反発狙いのショート勢も同じく比較的多いと考え、安値切り下げ後に、ショート勢の利確でレートが上がったところを戻り売りするという戦略が良いと考えます。
もちろんレンジになることも上抜けしてしまうこともあるため、きちんと前回安値や高値を切り下げているかどうかは見極めたいと思います。

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まとめ

  • 昨日からドル安円高の流れ
  • 日足は平行チャネルのレジサポ転換なるか注目
  • 4時間足は戻り売りのショート戦略

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