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こんにちは、CXRのゆかてぃんです。
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今回は英ポンド/円のチャート分析です。
現在149円付近~158円付近のレンジの中で推移しており、レンジの上限付近にレートが位置しております。
昨日14日に日銀から異例の臨時の国債買い入れ実施の発表がありました。円のこれからについて深堀りながら、今後の英ポンド/円の動向をテクニカルを交えて分析してまいります。
そしてこれからの戦略をお話ししていきたいと思います。
目次
日銀が臨時の国債買い入れを実施すると発表
昨日14日に、日銀かは臨時の国債買い入れを14日に実施すると発表しました。
指定した利回りで無制限に国債を買い取る「指値オペ」と呼ばれる金利抑制政策で、新発10年物国債を対象に、025%の利回りで原則として応札分をすべて買い取るようで、指値オペの発動は2018年7月以来だそうです。
上のチャートは日本の10年債利回り日足のチャートです。
欧米の金利上昇を受けて、日本の長期金利(10年債利回り)も上昇しています。そうなると金融緩和の効果は薄れてしまいます。
日銀が2021年3月に10年債金利の幅を±0.25%程度と明確化しており、その上限に近づいたため今回の抑制政策を発動しました。
日銀は「このところの長期金利の動きを踏まえ10年物国債金利の操作目標を0%程度とする金融市場調整方針をしっかり実現するよう実施したものである」とコメントしています。
円の実質実効レートは過去最低水準
日本の実質実効為替レートも最低水準にあり、円安がさらに続いていく可能性もあるかなと思っています。
チャートを見ると、テクニカルで平行チャネルが引けそうで、最安値でサポートが引ける形をしています。
ここを割って円安が進むのか、反発して円高に向かえるのかといったところですが、円の実効レートに関して日銀からのコメントがないところを見ると、欧米の流れを無視して強気の金融緩和の姿勢を見る限り円安を容認していると見ても良いと判断できるかもしれません。
ポンド円はレンジを抜けられるか
現在英ポンド/円は、緑のボックスで引いた149円付近~158円付近のレンジの中で推移しており、レンジの上限付近にレートが位置しております。
日足で見たときの直近高値が同じく2018年の頭の158円付近です。
そして、その上限を今回上抜けするのか、レンジの下限に向けて反落するのかというところです。
昨日(14日)の日銀の発表を受けて、円は売られて、クロス円は大きく買われました。
日銀は他の欧州の金融政策の転換に入っていく中、緩和の姿勢は強固です。
必然的に金利が上げられる国の通貨は上がり、緩和が続く国の通貨は売られるので、単純に既に利上げを開始しているイギリスと日本との通貨ペアを考えたときに、ポンド円が上昇基調になりやすいのは自然だと思います。
となると、レンジを上抜けする可能性の方が下抜けするより優勢かなと思っています。
これからの戦略
ここからの戦略としては、158円付近を明確に上抜けた場合は、長い目で見たときの方向性として買い目線でエントリーを考えたいと思いますが、ここから買うのはトレードとしては現実的ではなく、現時点ではレンジの上限はテクニカル的思考だと反発する可能性も高く、損切りや利確の位置を考えたときに売りの方が資金管理上戦略は立てやすいかなと思います。
158円付近まで引き付けて、売りを狙いたいと思います。
この辺はダマシも出やすくトレードしづらいところもあるので、注意しながら入りたいと思います。
もし反発して下がってきたら買い場になりそうな節目を探す展開になるかなと思います。
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